雪の駅(ハガキサイズ モンバルキャンソン)

駅450
鉛筆、透明水彩  2015.2

雪国の汽車はよく遅れて

ときどき山の中で立ち往生をした

その頃は携帯電話もなく

さして急ぐ用事もなく

いつかは動くと訳もなく信じ

いたって呑気に車中で過ごした



いまは時刻表も確かめず電車に乗れて

めったに遅れることもない

便利な世界に満たされている

なのになぜ

こころはずっと

貧しくなった

2015-02-05 10:04 : 2015年 作品集 :
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「時間のカケラ」

Canako

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